はじめに:副業おすすめといえば「動画編集」って本当?
「副業 おすすめ」で検索すると、必ずといっていいほど出てくるのが動画編集。
- スキルなしで始められる
- 在宅でできる
- パソコン1台あればOK
- 伸びている業界
……と、いいことがたくさん書いてあります。
でも、実際にやってみると、
本当におすすめできる部分もあれば、
「ここはちゃんと知っておいたほうがいいな…」と感じる部分もありました。
この記事では、40代から副業で動画編集を始めた私が、
リアルに感じたメリットとデメリットを、できるだけ正直にまとめてみます。
なぜ数ある副業の中から「動画編集」を選んだのか
「副業 おすすめ」で調べると、本当にいろいろな選択肢が出てきます。
- ブログ
- Webライター
- 物販
- プログラミング
- 投資 …などなど。
その中で私が動画編集を選んだ理由は、ざっくり言うとこんな感じでした。
- 文章を書くのが苦手
- 昔からTVを見るのが好き
- 在宅でできる副業が良い
- 在庫を抱えたくない
- パソコンを使う仕事が好き
- 将来的に本業にも活かせるかもしれない
「どうせ副業をやるなら、少しでも“好き”に寄っていたほうが続けやすいはず」
そんな気持ちで、動画編集の世界に足を踏み入れました。
動画編集を「副業におすすめ」と感じたメリット
✅ 1. 自分の作った動画が“誰かに見てもらえる”達成感
自分が編集した動画が、
YouTubeやSNSで公開されて再生回数が伸びているのを見ると、素直にうれしいです。
「あのカット、頑張って調整したところだ…」
「あのテロップ、迷いながらも入れてよかったな…」
自分の工夫がちゃんと画面に反映される仕事なので、
「やっていてよかった」と思える瞬間が多い副業だなと感じています。
✅ 2. 自分のYouTubeチャンネルを作れば“資産”にもなる
クライアントワークだけでなく、
自分のYouTubeチャンネルを作って育てていけば、
チャンネル自体が“資産”になっていく可能性もあります。
- 自分の興味のあるテーマで発信できる
- 動画本数が増えるほど、過去動画も再生されていく
- 条件を満たせば広告収益化もできる
すぐに大きな収入になるとは限りませんが、
「時間をかけて育てていけば、もうひとつの収入源になり得る」のは、
動画編集スキルならではの大きなメリットだと感じています。
✅ 3. 本業にも活かせる可能性がある
動画編集のスキルは、副業だけでなく本業にも応用しやすいと感じています。
- 社内向けのマニュアル動画
- 操作説明のチュートリアル
- 研修用コンテンツの簡単な編集 など
「文字だけの説明より、ちょっとした動画で見せたほうが早い」という場面は意外と多くて、
動画編集を学んでいることで、
「じゃあ私が簡単な動画作ってみますよ」
と名乗り出られる場面が増える可能性があります。
“副業のためのスキル”が、本業側の評価や信頼にもつながる感覚があります。
✅ 4. 要約する力が鍛えられる
長い話をそのまま流しても、視聴者は最後まで見てくれません。
動画編集では、常にこんなことを考えます。
- どこをカットするか
- どの情報を残して、どこを削るか
- 視聴者に「何が一番伝わればいいのか」
これはまさに**「要約力」**そのもので、
台本づくりやブログ執筆、仕事での資料作成にも、とても役立っています。
✅ 5. デザイン力や“見せ方”の感覚が育つ
テロップの色やフォントの選び方、
配置、余白、アイキャッチ画像の作り方など、
動画編集にはデザイン的な要素もたくさん含まれています。
数をこなしていくうちに、
- 見やすいレイアウト
- 目に入りやすいテロップ
- クリックしたくなるサムネイル
が少しずつわかってきて、
ブログのヘッダー画像やアイキャッチ作りにも活かせるようになってきました。
動画編集の“ここはしんどい…”と感じたデメリット
❌ 1. 初期費用がそれなりにかかる
動画編集用の環境を整えようとすると、思った以上にお金がかかります。
ざっくりとした目安としては、こんな感じです。
- 編集用PC
ある程度のスペックを求めると、
10〜20万円台くらいは見ておきたいところ。 - マウス
長時間の編集だと、人間工学マウスなどに乗り換えたくなり、
5,000〜1万円前後の投資になることも。 - 外付けSSD
動画素材や書き出し用に、
1〜2TBクラスで1万円前後〜。 - ディスプレイ
画面が1枚だとつらくなってきて、サブモニターを足したくなることもあり、
1〜3万円台。 - ソフト代
Premiere Pro などのAdobe製品はサブスクで、
毎月数千円クラスの固定費がかかります。
これは一般的なイメージですが、
私自身がこれまで動画編集にかけてきたお金を、ざっくり計算してみると…
- MacBook Pro(M1チップ/32GB/1TB):約 35万円
- Adobe Creative Cloud:年間でだいたい 7万円前後
- 動画編集スクール:
- 1つ目:約 5万円
- 2つ目:約 10万円
- 3つ目:約 15万円
トータルで、
35万円+7万円+5万円+10万円+15万円 ≒ 72万円くらいを、
これまで動画編集まわりに投資してきたことになります。
数字だけ見ると、正直なかなかの金額です。
「とりあえずスマホひとつで始められる副業」と比べると、
初期投資のハードルは高めだと思います。
❌ 2. フルテロップ編集は地味に時間がかかる
最近は「フルテロップ(全編字幕)」が当たり前になってきていて、
話している内容をすべて文字にする案件も多いです。
- 文字起こし
- 誤字修正
- 1行あたりの文字数や改行の調整
- カットとのタイミング合わせ
……と、やることがとにかく細かい。
「タイムライン上の数秒と戦っているのに、実時間は1時間溶けている」
みたいなことも普通にあります。
フルテロップ編集は、
“稼ぐための作業”というより“根気の勝負”に近い部分もあります。
❌ 3. 納期が短いことも多い
副業の動画編集案件では、
- 「今週中に納品してほしいです」
- 「明後日までに1本お願いしたいです」
といった、タイトなスケジュールも珍しくありません。
本業が忙しい時期と重なると、
- 夜遅くまで編集
- 土日がほぼ編集で終わる
- ずっとPC前に座りっぱなし
という状態になり、体力的にもメンタル的にも削られることがあります。
❌ 4. 単価が安い案件も多い
動画編集を「副業 おすすめ」で見るときに、
単価の安さも無視できません。
- 元動画60分 → 納品30分 → フルテロップ → 数千円
- サムネイル込み・修正込みでも追加料金なし
といった条件の案件も多く、
「時給に換算すると……」と考えるとつらくなることもあります。
最初のうちは経験として受けてみるのもアリですが、
長く続けるなら、どこかのタイミングで条件や単価を見直していく必要があると感じています。
世の中では、『社会人スキルがないから低単価』と言われることもある
世の中には、
こうすれば高単価が取れます
単価を上げたいなら、この戦略をやりましょう
という情報もたくさんあります。
もちろん、その通りに動ける人もいるし、実際に単価を上げている人もいます。
でも正直なところ、「副業」という時点で時間が限られている人がほとんどですよね。
- 本業が終わってからの夜の時間
- 休日のどこかを削っての作業
- 家事やプライベートの合間に少しずつ進める
そんな中で、
- ポートフォリオを整えて
- 営業文を量産して
- SNS発信も続けて
- さらにスキルアップの勉強もして
- 高単価のクライアントだけを選んで…
と全部を一気にやるのは、理論上は正しくても、現実にはかなりハードモードだと感じています。
だからこそ、高単価の取り方だけが一人歩きすると、
「そこまで動けない自分はダメなんだ」
「ちゃんと行動できないから、低単価のままなんだ」
と、自分を責めてしまって、
疲弊して続かなくなる人も多いのではないかな、と思うのです。
採用側に問題があるケースも、たくさんある
そしてこれは、受ける側だけの問題ではなく、採用側に原因があることも多いと感じます。
- 明らかに作業量と見合っていない低単価の募集
- 「おまかせで」と言いながら、後から細かい指示や修正が増えていく
- 納期はタイトなのに、フィードバックや素材提供は遅い
- こちらの提案や見積もりを、最初から“値切る前提”で見てくる
こういう条件が積み重なっていると、
どれだけスキルや経験があっても、
結果的に低単価・高負担な働き方になってしまいます。
これは動画編集だけでなく、
- イラストレーター
- Webライター
- デザイナー
- 事務代行・オンラインアシスタント
など、フリーランスや副業で「受託」をしている人全般に起きがちなことだと思います。
だからこそ、
- 「自分の能力が低いから、安くても仕方ないんだ」と決めつけないこと
- 単価だけでなく、「心と体の負担」や「時間あたりの納得感」も含めて見直すこと
- 必要なら、案件そのものを手放す選択肢も持っておくこと
- 「これは採用側の設計に無理があるな」と、環境の問題として切り分けて考えること
が大事なんじゃないかな、と今は感じています。
動画編集はどんな人に「副業としておすすめ」できるか
メリット・デメリットを踏まえたうえで、
個人的に「こういう人には向いていそう」と感じているポイントはこんな感じです。
◎ おすすめしやすい人
- コツコツした作業が比較的好き
- PC作業に強い苦手意識はない
- 映像やデザインなど、視覚的な表現に興味がある
- ある程度、自分の時間を編集にあてられる
- 将来的に、自分のチャンネルやコンテンツも育ててみたい
△ あまりおすすめしにくいかもしれない人
- 超短時間でサクッと稼ぎたい
- 納期やスケジュール管理のプレッシャーがとても苦手
- 長時間のPC作業が体力的にしんどい
- 細かい調整や修正より、人と直接関わる仕事が好き
おわりに:それでも、私は動画編集を選んでよかったと思う
ここまで、動画編集のキレイなところだけでなく、
お金のこと・時間のこと・心のしんどさも含めて書いてみました。
それでもやっぱり、
自分が編集した動画が誰かに届いて、
「分かりやすかったです」
「見ていて楽しかったです」
そんな言葉をもらえたとき、
動画編集を副業に選んでよかったなと心から思います。
もし今、「副業 おすすめ」で動画編集が気になっている方がいたら、
このブログの一つの“実験データ”として、
「こう感じている人もいるんだな」くらいの気持ちで、参考にしてもらえたらうれしいです。
動画編集をやってみたい!でも独学じゃ不安という方に
ここまでいろいろ書いてきましたが、
動画編集やってみたいけど、独学だけだと不安…
何から手をつければいいのかわからない…
という方もいると思います。
私も最初は、YouTubeやブログを見ながら独学で進めていましたが、
- 自分の編集が「これでいいのか」わからない
- クライアントワークを意識した流れがイメージしにくい
- 案件獲得の具体的なイメージが持ちづらい
といった壁にぶつかりました。
そんなときに助けになったのが、動画編集スクールという選択肢です。
ここでは、私もチェックしたり受講したことがある中から、
タイプの違う2つのサービスをご紹介しておきます。
👥 短期集中で学びたい方へ:動画編集CAMP
「パソコンはあまり得意じゃないけど、ちゃんと教えてもらいながら進めたい」
「まずは一度、対面で編集の流れを体験してみたい」
そんな方には、動画編集CAMPのような
対面・短期集中型のスクールが合っているかもしれません。
- 対面講座で、2日間の短期集中で基礎を学べる
- わからないところは、その場で質問しながら進められる
- 受講後もコミュニティがあり、一人で孤立しにくい環境がある
- パソコン操作に不安がある方でも、手を動かしながら覚えていける
「独学でググりながら…」だと心が折れそうな人や、
まずは一度、編集の全体像を対面で体験してみたい人には、こういう場は心強いと思います。
💻 自分のペースでじっくり学びたい方へ:MovieHacks
「近くにスクールがない」
「仕事の都合で、決まった日程で通うのが難しい」
という方には、オンライン完結の MovieHacksのような講座も選択肢になります。
- オンライン講座なので、自分のペースで学習を進められる
- 動画で手順を見ながら進められるので、繰り返し復習しやすい
- 添削をしてもらえるので、自分の編集に具体的なフィードバックをもらえる
- 講座料も比較的おさえめで、初めての有料教材としても手を出しやすい価格帯
「まずは基礎をひと通り学びたい」「独学よりは体系だった教材がほしい」
という方には、こういったオンライン講座はかなり相性がいいと思います。


