After Effectsで円グラフを作ってみた|ヌルレイヤーで1時間迷った話

はじめに

YouTube動画を見ていて、
「ここ、円グラフで見せたら分かりやすそうだな」
と思った部分がありました。

調べてみると、After Effectsで作れそう。
ということで、実際にやってみました。

結果、完成まで約2時間。

そのうち、1時間はある部分で詰まっていました。


円グラフを作ろうと思った理由

ただ動きをつけたいわけではなく、
「情報を分かりやすく見せたい」
という目的がありました。

動画の中で、

・割合を説明する場面
・数字の比較

は、円グラフにした方が視覚的に伝わる。

After Effectsはモーショングラフィックスに強い。
だから、挑戦してみることにしました。


エクスプレッションに初挑戦

今回初めて、エクスプレッションを使いました。

エクスプレッションは、

After Effects内で使える JavaScriptベースのコード。

動画を見ながら、書いてある通りに入力。

正直、

「コードを書いている」という感覚より
「数式を入れている」という感覚に近かった。

でもここで一つ思ったのは、

JavaScriptを理解できれば、
Adobe製品の可能性はもっと広がるのでは?

ということ。

Illustratorのスクリプト
After Effectsの自動制御

全部つながっている気がしました。


一番詰まったのは「ヌルレイヤーを選択していたこと」

今回一番時間を使ったのはここ。

動画では、

① ヌルレイヤーを作成
② Shift+楕円形ツールをダブルクリック
③ 正円が作られる

という流れでした。

私は、
「シェイプレイヤーとして円を追加する」
つもりでした。

でも実際は、
ヌルレイヤーを選択したまま楕円ツールを使っていた。

その結果、
動画と同じ操作をしているのに、
同じ状態にならない。

ここで約1時間。


原因は“レイヤー選択”

After Effectsでは、

「どのレイヤーを選択しているか」で
ツールの挙動が変わる。

・何も選択していない → 新規シェイプレイヤーが作られる
・既存のシェイプレイヤーを選択 → その中に図形が追加される
・ヌルレイヤーを選択 → ヌルレイヤーに追加しようとする

私はここを理解していなかった。

ヌルレイヤーは制御用レイヤーで、
図形を持つためのレイヤーではない

それなのに、

「動画と同じ操作をしているのに違う」

と焦っていた。


気づき:操作より構造

最近感じているのは、

After Effectsは
「操作のソフト」ではなく「構造のソフト」
だということ。

・ヌルレイヤー
・シェイプレイヤー
・コンポジション
・フッテージ

それぞれ役割が違う。

ここを理解しないまま触ると、必ずどこかで詰まる。

でも構造が分かると、一気につながる。


まとめ

円グラフを作るだけで2時間。

でも、

・エクスプレッションに触れ
・JavaScriptに興味が湧き
・レイヤー構造を理解し

思っていた以上の収穫がありました。

効率は悪いかもしれない。

でも、理解は確実に深まっている。

またひとつ、ラボの実験ノートが増えました。